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2013 加藤 豪将 ヤンキース 日本人高校生 ドラフト2巡目 インタビュー
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2013 加藤 豪将 ヤンキース 日本人高校生 ドラフト2巡目 インタビュー
  • Published_at:2013-11-23
  • Category:People & Blogs
  • Channel:maku gasu
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  • description: 2013 加藤 豪将 ヤンキース 日本人高校生 ドラフト2巡目 インタビュー 目前に迫った2013年ドラフト会議。独自のシステムで毎年多くの話題が生まれており、日本の野球ファンにとっては注目のイベントだ。一方で、海の向こうに目を向けると、アメリカではすでに6月にドラフトを終えている。それぞれ良さはあるが、両国の違いはどこにあるのだろうか。日本のドラフト会議を前に、日米の主な相違点を掘り下げてみたい。  まず目に付くのは開催時期と期間だ。「ファースト・イヤー・プレイヤー・ドラフト」と呼ばれるアメリカのドラフトは前述の通り、6月に実施。また、1日開催の日本に対し、3日間にわたって行われる。今年はその初日の6月6日に日本人高校生の加藤豪将がヤンキースからドラフト2巡目で指名され、大きな話題を呼んだ。  また、米国の制度で最も特徴的と言えるのは、全30球団の最低勝率チームから指名することができる「完全ウエーバー方式」であることだろう。このシステムのおかげで、メジャーリーグは戦力の均衡化を図ることが可能というわけだ。事実、"お荷物球団"と言われ続けたタンパベイ・レイズやワシントン・ナショナルズは全米1位で獲得したデビット・プライスやブライス・ハーパーらの活躍により、地区の上位に進出できるチームとなった。  さらに興味深いのはMLBでは1位指名ができないケースがあるという点だ。それはフリーエージェント(FA)となった選手を獲得した際に適用されるルールで、FA選手を獲得した球団はその補償として、場合によって、その翌年のドラフト会議での1位の指名権を前所属先の球団に譲渡しなくてはならないのである。 . 巨人が1位指名できなくなる?  日本で置き換えるならば、たとえば、杉内俊哉が巨人に移籍した時、杉内の所属先だったホークスに巨人の1位指名権が渡り、ホークスは1位指名を2度行うことができる。つまり、巨人は1位を指名ができないということにもなる。  この制度では昨オフから新しい規定となる「クオリファイング・オファー」が適用となった。クオリファイング・オファーとは、球団側がその年の年俸上位125人の平均額(昨年は1330万ドル=約13億1000万円)での1年契約をFA選手に提示するもので、選手は1週間以内に結論を出す必要がある。もしオファーを拒否して他球団に移籍した場合は、放出した球団に対して獲得した球団からドラフト指名権(獲得球団がドラフト指名順位10位以内なら2巡目、その他の球団は1巡目の指名権)が補償されることになる。  もちろん、日本にもFAにおいて金銭や選手の譲渡などの補償制度はある。たとえば、選手譲渡の場合は、FA選手を獲得した球団はまず、手放せない支配下選手28人をプロテクトにかける。そこに漏れた選手が相手チームへの移籍対象となるというわけだ。ただ、この場合、ファンは「放出」ととらえ、世間にいい印象を与えないケースもある。  結局のところ、アメリカには、下位に低迷し、資金繰りが苦しい球団が高額年俸のFA選手を放出し、翌年のドラフトで有望な新人を指名してチームを再建するという選択肢がある。翌年のドラフトに有望株が多いと判断すれば、これは大いに活用できる制度だ。こうしてMLBは戦力の均衡を図り、資金的に優位な球団の独走に歯止めをかける仕組みができている。  両国の制度はそれぞれの魅力があり一概に優劣をつけ難いが、アメリカの制度を見ていくと、日本にとって今後参考となる部分があるかもしれない。
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