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J. League 2014: Cerezo Osaka 1-4 Kashima Antlers (all goals) HD
- Published_at:2014-11-29
- Category:Sports
- Channel:Asian Soccer HD
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- description: Follow us on Twitter https://twitter.com/AsianSoccerHD 29-11-2014 Japan J. League 2014 Cerezo Osaka 1-4 Kashima Antlers セレッソ大阪1-4鹿島アントラーズ Jリーグ１部（J1）第３３節、サガン鳥栖対浦和レッズの一戦が２９日行われ、１－１の引き分けに終わった。この結果、浦和はガンバ大阪に勝ち点で並ばれ、得失点差で２位に転落して最終節を迎えることになった。 ２２日にG大阪との頂上決戦に敗れ、J1王座獲得へ足踏みを強いられた浦和。それでも残り２戦の段階で勝ち点６１の首位と、優勝に最も近いところにいるのは間違いない。ペトロヴィッチ監督は前節とまったく同じメンバーを先発させ、自力でタイトルをもぎ取ろうとした。 対する鳥栖も、勝ち点５６の４位で優勝の可能性を残した状態。過去の対戦でも浦和戦を得意としているだけに、勝ち点３を獲得して最終節にわずかな望みをつなぎたいところだった。 開始早々の４分に宇賀神の強烈なシュートがクロスバーを直撃するなど、この日の浦和には先手を取れそうな雰囲気が漂った。だが、そこから鳥栖の縦に速い攻めに苦しみ始め、思うようにボールを支配できなくなる。 逆に鳥栖はGK林や最終ラインの菊地のロングフィードを豊田や池田が落とし、これに呼応したキム・ミヌらがゴール前に飛び出すという得意のパターンで攻め込む。２９分には岡本が負傷退場するアクシデントが起きたものの、勢いは落ちなかった。キム・ミヌが前線に飛び込んだ前半３３分の決定的シュートは前半最大の得点機。惜しくもゴールに結びつけることはできなかったが、勝利への意気込みが強く感じられた。 浦和も直後の３４分、ロングボールに抜け出した李がドリブルで持ち込んでフリーになるが、最後に相手DFのプレッシャーを受けたためかシュートはサイドネットへ。大挙して敵地に駆けつけた浦和サポーターからは大きなため息が漏れた。このシーンに象徴されるように、浦和には今節も優勝の重圧が重くのしかかっている様子だった。 スコアレスで折り返した後半、浦和はゴールをこじ開けようと闘争心をより一層強く押し出すが、相手の高さに苦戦を強いられる。後半開始直後には鳥栖のCKやロングスローが続いて防戦一方となったが、守護神西川を中心にしのぎ、反撃のチャンスを待つしかなかった。 こう着状態を打開するため、浦和は６５分に梅崎と平川を下げ、マルシオ・リシャルデスと関根を投入。宇賀神を右サイド、関根を左サイドという本来とは違う配置にして、攻撃の起点をつくろうと試みた。 そのペトロヴィッチ采配がまたたく間に的中する。２枚代えから１分後、右の宇賀神が出した縦パスに反応した李がゴール前に突進。ペナルティーエリア内で菊地に倒され、PKを獲得する。これをキャプテン阿部が確実に沈めて、浦和が待望の先制点をゲット。ここまで苦しみ続けてきたが、ついに先手を取ることに成功した。 菊地が一発退場を宣告され、数的不利を余儀なくされた鳥栖の吉田監督は池田を外してDF小林を投入。４－４－１の布陣に変更して豊田の一発に賭けた。浦和に勝たなければJ1制覇の夢が潰える鳥栖は前がかりになって攻め込むしかなかったが、思うようにいかない。終盤には谷口を投入して攻めに厚みを加えたが、なかなか得点には結びつかなかった。 このままタイムアップかと思われた後半アディショナルタイム、鳥栖は左CKを獲得。GK林もゴール前に上がって最後のチャンスで１点を狙いにいくと、ここで小林が見事にヘッドを叩き込み、１－１の同点に追いつく。その直後に試合終了の笛が鳴った。 勝ち点２を失った浦和は、ヴィッセル神戸を破ったG大阪に首位を明け渡して最終節を迎える。セレッソ大阪を破った鹿島アントラーズにも逆転優勝の可能性が残り、最終節は三つ巴の争いとなった。
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